はじめまして。北条送運の代表の益子です!

今年のシルバーウィークは、家族で和歌山へ行ってきました。

日曜日に出発して、まず向かったのは和歌山マリーナシティのポルトヨーロッパ。

ヨーロッパの街並みを再現したような場所にアトラクションがあって、子どもを連れて遊びに行くにはちょうどいい場所でした。

途中のサービスエリアにも何度か寄って、娘も遊びながらの長距離移動。

まだ和歌山まで1時間くらいあるところで、

「今日一日、楽しかったねー」

と言い出したので、

「いやいや、まだ始まってないよ(笑)」

なんてこともありました。

その日の夜には花火もありました。

今年は家のベランダから遠くの花火を見たくらいで、娘は間近で花火を見ていませんでした。

だから今回の旅行でやりたかったことの一つが、

「近くで花火を見せてあげること」

でした。

ちゃんと喜んでくれて、まず一つ達成です。

2年ぶりのアドベンチャーワールド

翌日は白浜まで南下して、アドベンチャーワールドへ。

実は2年ほど前、娘がまだ1歳のころにも行っています。

そのころはまだパンダがいたのですが、僕がチーター好きなもので、チーターを見ていたらパンダを見る時間がなくなりました(笑)。

チーターって、顔もかわいいんですけど、鳴き声も意外と猫みたいでかわいいんですよ。

今回は、娘も前回より乗れるものが増えて、動物もしっかり見ることができました。

2年前とはまた違った楽しみ方ができたと思います。

そして、今年できていなかった「海水浴」

もう一つ、今年の夏にできていなかったことがありました。

海水浴です。

お盆の旅行も予定変更があったりして、今年は結局、海に入らないまま夏が終わりそうでした。

しかも今年は涼しくなるのが早くて、

「さすがにもう海は厳しいかな」

なんて話もしていました。

ところが、シルバーウィークの白浜は偶然にも晴天。

気温も30度近くまで上がりました。

海に入ってみると、水の中にいる方が暖かく感じるくらい。

娘も無事に海で遊ぶことができました。

花火と海水浴。

今年の夏にやり残していた二つを、9月の最後にまとめて回収できました。

我が家では、

「今年の夏を清算できたね」

なんて話をしていました。

ここまでなら、ただの家族旅行の話です。

でも今回の旅行をしながら、仕事についても改めて考えたことがありました。

なぜ北条送運は、日曜・祝日の仕事を積極的に取らないのか

現在、北条送運が自分たちで営業して獲得していく仕事は、基本的にBtoBを中心にしています。

そして、原則として日曜日や祝日に稼働することを前提とした仕事は、積極的には取りにいっていません。

もちろん例外はあります。

設立のきっかけにもなった仕事には、ほぼ一年を通じて動いている案件があります。

その仕事があったからこそ会社を始めることができましたし、今も僕が営業活動に時間を使える。

とてもありがたい仕事です。

長くお付き合いしている荷主企業様の仕事で、土曜日まで稼働する案件もあります。

だから、

「土日祝日に仕事をするのは良くない」

という話ではありません。

会社によって目指すものも違えば、仕事の性質も違います。

北条送運として、新しくどんな仕事を取りにいくのか。

その部分についての考え方です。

一度「365日対応」にしたものは、簡単には戻せない

会社を始めてまだ1年半。

本音を言えば、売上も欲しいです。

利益も必要です。

だったら、

「土曜日も日曜日も祝日も、全部やります」

とした方が、仕事を獲得できる可能性は広がるかもしれません。

でも、一度それを会社のサービスとして引き受けてしまったら、

後からやめるのは簡単ではありません。

会社が大きくなって社員を雇ったとき、その仕事は誰かがやらなければならない。

日曜日も祝日も仕事があるなら、当然、誰かがそこへ入ります。

そうなると、

「来年のゴールデンウィークに家族旅行へ行こう」

と思っても、半年前の段階では自分が休めるか分からない。

人気の宿を早く予約する。

飛行機を早期予約で安く取る。

何か月も前から家族で予定を立てる。

そういう、ごく普通のことが難しくなってしまいます。

僕はそこを、結構大きな問題だと思っています。

「来月のシフトが出ないと分からない」を当たり前にしたくない

もちろん運送業なので、すべて思い通りにはなりません。

繁忙期もあります。

急な仕事もあります。

誰かに代わってもらわなければならないことだってあるでしょう。

それでも、

仕事の予定が決まらなければ、プライベートの予定を立てられない。

それが一年中続く環境を、最初から会社の標準にはしたくありません。

だから北条送運では、これから自分たちで営業して増やしていく仕事について、BtoBを中心に考えています。

BtoBなら、基本的には月曜日から金曜日。

配送先の会社そのものが夕方には閉まりますから、BtoCの宅配のように夜遅くまで配送する仕事にもなりにくい。

これは単なる営業戦略ではありません。

将来、人を雇ったときにどんな働き方になるのかまで考えたうえで、今、仕事を選んでいるということです。

もちろん、捨てているものもある

ここは、とても大事だと思っています。

今回、シルバーウィークに家族旅行へ行けました。

だからといって、

「北条送運は休めていい会社でしょう」

と言いたいわけではありません。

休むという選択をする以上、当然、捨てているものがあります。

売上です。利益です。

日曜日も祝日も仕事を受ければ、その分だけ売上になる可能性はあります。

だから、何が正解なのかは会社によって違います。

365日稼働することに価値がある会社もある。

そのサービスを必要としている荷主企業様もいる。

そこで働きたい人もいる。

北条送運が選んでいる方法が、運送会社として唯一の正解だとは思っていません。

ただ、僕たちは別のものを重視しています。

運送業は、「人」がいなければ売上をつくれない

運送業という仕事は、誰か一人のアイデアだけで突然売上が生まれる仕事ではありません。

荷物を運ぶ人が必要です。

車を動かす人が必要です。

つまり、

人が続かなければ、売上も利益も中長期的には続かない。

だったら会社をつくる段階から、

「どうすれば人が続けられるのか」

を考えておいた方がいい。

人を雇ってから、

「休みが取れません」

「毎日帰るのが遅いです」

「家族との予定が立てられません」

となって、初めて考えるのでは遅いと思っています。

だから僕たちは、まだ小さい今のうちから、仕事の取り方そのものを考えています。

直接営業する理由は、高い運賃だけではない

北条送運では、荷主企業様への直接営業を大切にしています。

直接仕事をいただければ、適正な運賃について話し合いやすくなる。

それも、もちろん大切な理由です。

でも、それだけではありません。

どんな時間帯で運ぶのか。

何曜日に動くのか。

どういう運行なら無理なく続けられるのか。

そうしたところまで荷主企業様と話し合いながら、一緒に配送をつくっていける。

僕は、そこにも直接営業する意味があると思っています。

高い利益率を求めたいから。

高い運賃が欲しいから。

それだけで荷主企業様へ直接営業しているわけではありません。

人が長く続けられる仕事を、自分たちでつくっていきたい。

それも、北条送運が直接営業を続けている理由の一つです。

今回のシルバーウィーク。

花火を見て、動物を見て、海に入って。

家族でこんな時間を過ごせたことは、もちろん僕自身もうれしかったです。

でも会社を経営する立場としては、

「こういう予定を何か月も前から立てられる働き方を、将来一緒に働く人にもつくれるだろうか」

ということも考えました。

仕事を頑張るために休む、というより、

仕事も、仕事以外の時間も、どちらも計画できる。

北条送運がこれから人を迎えるなら、そんな会社にしていきたいと思っています。