










「全部決めてから電話しないと」と思っていませんか?
配送について困ったとき、運送会社へ何を伝えればいいのか分からず、問い合わせをためらうことがあります。
「どの車両を頼めばいいんだろう」
「重さや寸法まで調べてからでないと迷惑かな」
「そもそも、この荷物を運べるのか分からない」
けれど、配送条件をすべて決めてから相談する必要はありません。
荷主企業様は、自社の商品や製品のプロです。車格や積載量、チャーター便、スポット便、定期便など、配送の仕組みまで最初から詳しく分かっている必要はありません。
分からない部分を一緒に整理することも、運送会社の役割だと北条送運は考えています。
最初は、分かる範囲だけで大丈夫です
相談の入口では、次のような情報が分かると話を進めやすくなります。
- 何を運びたいか
- どこから、どこまで運びたいか
- いつ頃運びたいか
- だいたい何個あるか
- おおよその大きさや重さ
- 時間指定があるか
ただし、すべてが揃っていなくても、そこで相談を止める必要はありません。
例えば「箱が30個あります」と言われても、それだけでは軽貨物に載るかどうかは判断できません。箱の大きさや総重量、積み重ねられるかどうかによって、必要な車両が変わるからです。
その場合はこちらから、寸法や重量、パレット何枚分か、荷物全体が分かる写真など、判断に必要な情報を確認します。
最初から判断材料を完璧に揃えるのではなく、今分かることから話を始めて、足りない情報を一緒に確認していけば大丈夫です。
車種まで決めてから相談しなくていい
荷主企業様から「いつも2トン車でお願いしてるんですけど……」と相談をいただいても、実際の荷物量を確認すると、軽貨物で対応できる場合があります。
反対に、軽貨物で運びたいと考えていても、重量や容積、荷物の形状によっては、別の車格を検討した方がよい場合もあります。
ですから、最初から「この車種で、この方法で」と決め切らなくても構いません。
「これを、ここまで運びたいんですが、どうするのがいいですか?」
その段階からご相談いただけます。
「雑にパスください。」
北条送運が荷主企業様へお伝えしたい言葉があります。
「雑にパスください。」
これは、雑に仕事を依頼してください、という意味ではありません。
必要な情報を確認しないまま受注する、という意味でもありません。
困った瞬間に、まだ頭の中が整理できていなくても、うまく言葉にできていなくても、まず一度、こちらへ話を投げてください、という意味です。
例えば、
「なんか、この配送がうまくいかなくて」
「急に荷物が増えちゃって」
「いつもの運送会社に、今日は車がないと言われて」
「これ、軽でいけるんですかね」
「今の配送、なんか無駄が多い気がして」
そのくらいの段階でも構いません。
言語化するところから、一緒に考える
相談をいただいたら、そこから一つずつ整理します。
- 今、何が起きているのか
- 一番困っていることは何か
- 絶対に変えられない条件は何か
- 変更できる条件はあるか
- いつまでに解決する必要があるか
- 荷物はどのくらいあるか
- どんな車両や運び方が適しているか
- 今の配送方法を続けることが本当に最適か
話しているうちに、「困っている原因は車両ではなく、待ち時間だった」「厳しい時間指定が配送を組みにくくしていた」など、最初とは違う問題が見えてくることもあります。
荷主企業様が、運送会社へ相談するための文章を完成させる必要はありません。
相談内容を言葉にするところから、一緒に考えます。
ご相談と違う方法を提案することもあります
条件を確認した結果、最初に想定していた方法とは別の運び方をご提案することがあります。
例えば、
- 2トン車ではなく軽貨物を使う
- 一台ではなく複数台を選択肢として検討する
- 厳しい時間指定に少し幅を持たせる
- 待ち時間が生じにくい受け渡し方法へ変える
- 伝票原本は次回返却とし、当日は写真で報告する
- まずスポットで試し、必要に応じて定期化する
もちろん、どの方法も必ず使えるわけではありません。荷物の条件や緊急度、納品先の事情、車両の手配状況などを確認したうえで検討します。
また、見直しによって費用を抑えられることもあれば、安全性や作業量を確認した結果、当初の想定より金額が上がることもあります。
大切なのは、ただ安くすることではなく、なぜその運び方なのか、なぜその金額なのかを説明できることです。
これまでの10日間も、すべて「困った」から始まりました
この「北条くんの日常」では、これまでさまざまな相談や、北条送運の考え方を取り上げてきました。
- 10箱だけでも頼める?
- 今日中に届けたい
- 2トン車から軽貨物へ変えられる?
- 毎日ではなく、週1回でも頼める?
- いつもの運送会社に車がないと言われた
- 荷物は軽いけれど、箱数が多い
- なぜ「ドライバーファースト」と言わないのか
- 工場から取引先へ製品を直接届けたい
- 見積もりが高くなった
- 配送先での待ち時間が長い
どの相談も、最初から答えが決まっていたわけではありません。
「困った」という状態から話を聞き、条件を確認し、現実的な方法を探していくところから始まっています。
配送の答えを持ってこなくていい
北条送運が作りたいのは、完成した配送指示を受け取り、言われた通りに運ぶだけの関係ではありません。
荷主企業様が、
「これって、どう運んだらいいと思います?」
「今の配送、もっといい方法はありませんか?」
「まだうまく説明できないんですけど、困っていて……」
と、配送について困った瞬間に相談できる関係です。
荷主企業様は、自社の商品や製品についてのプロ。
北条送運は、配送について一緒に考える側。
それぞれが持っている情報を出し合い、荷物と条件に合った運び方を探せばいいと考えています。
まだ問題そのものをうまく言葉にできていなくても大丈夫です。
雑にパスください。
そこから一緒に整理する。
一緒に言語化する。
一緒に運び方を考える。
「どう運んだらいい?」になる前でも、ご相談ください。
配送について困ったら、まず北条送運へ。
北条送運合同会社