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はじめに

北条送運が、これから特に力を入れていきたい地域があります。

それは、海老名市・綾瀬市・座間市・厚木市を中心とした神奈川県央地域です。

なぜ、この地域なのか。

単に「近いから」「仕事がありそうだから」という理由だけではありません。

今回は、代表の益子に、神奈川県央を重視する理由と、地域の荷主企業様にとってどんな存在になりたいのかを聞きました。

1. 神奈川県央は、物流の仕事をするうえで魅力的な地域

――なぜ、神奈川県央を中心にしたいのでしょうか?

益子:

「まず、道路のつながりがいいですよね。

東名高速道路があって、国道246号線もある。国道16号線にもアクセスできる。

それに、海老名・綾瀬・座間・厚木には工場や工業団地もあるじゃないですか。

そういう場所には、当然、製品や部品を運ぶ仕事が生まれる可能性があるわけです。

だから、この地域で仕事をしたいんですよね」

益子は、地域を選ぶ際に、工場や中小企業が集まっていることを重視しているといいます。

「例えば、神奈川県以外で軽貨物をやるならどこがいいかって聞かれたら、私は東大阪って即答すると思います。

あそこも中小企業の工場が多いじゃないですか。

私が神奈川県央を選んでいるのも、基本的には同じ理由です」

地域の知名度や人口だけではなく、荷物を運ぶ必要のある企業が存在すること。

それが、北条送運の地域戦略の出発点です。

2. 地場の仕事が増えれば、もっと多くの企業を助けられる

――実際に県央地域を走っていて、感じることはありますか?

益子:

「正直、まだこの地域の荷主企業様との取引を十分に増やせているわけではないんです。

でも、日々走っていて思うんですよ。

これが地場のお客様の仕事だったら、もっと効率的にできるんじゃないかって」

近隣の荷主企業様との取引が増えれば、移動時間を短縮でき、所要時間も読みやすくなります。

そして、その効率化には、単なる時間短縮以上の意味があるといいます。

「遠くまで行く配送だと、その一社の仕事で一日が終わっちゃうこともありますよね。

でも、近場で効率的に運べれば、その後に別の仕事ができる。

つまり、困りごとを解決できるお客様が、一社から二社、三社へ増えていくわけです」

――効率化することで、もっと多くの荷主企業様の役に立てるということですね。

「そうです。

もちろん遠くへの配送も大切な仕事ですし、やらないということではありません。

ただ、地場で効率的に動けるようになれば、同じ時間の中で、もっと多くの困りごとに対応できる可能性がある。

そこが大きいと思っています」

3. 中小運送会社には、中小運送会社の役割がある

――地域密着にこだわるのは、中小企業だからという理由もあるのでしょうか?

益子:

「そうですね。

例えばヤマト運輸さんや佐川急便さんのような全国規模の会社って、全国に配送網を張り巡らせて、大きな物流を動かしているわけじゃないですか。

国内の物流を支え続けることが、大きな使命の一つになっていると思うんです。

でも、私たちみたいな中小の運送会社は、また少し違うと思っていて。

中小の運送会社って、地域の役に立ってなんぼのところがあると思うんですよね」

地域に根ざした中小運送会社だからこそ、その地域にどんな企業があり、どんな物流の困りごとがあるのかを理解する必要がある。

益子はそう考えています。

「地域によって、工場の種類も違うし、道路事情も違うし、配送の需要も違いますよね。

そういう地域の特性が、ある程度、会社の仕事の仕方にも反映されていないと、本当の意味で役に立てないと思うんです」

4. 大企業も地域密着している。でも、中小企業には別の強みがある

――大企業と中小企業の地域密着には、どんな違いがあるのでしょうか?

益子:

「もちろん、ヤマト運輸さんのドライバーさんだって、地域の担当になって、その地域に根ざして仕事をしているじゃないですか。

そこは同じだと思うんですよ。

ただ、現場のドライバーさん自身が会社全体の方針まで変えられるわけではないですよね。

だから私は、ちゃんと経営判断ができる立場として、地域に根ざしていきたいんです」

現場の声を聞き、荷主企業様の困りごとを知り、それを会社の運営やサービスのあり方に反映させる。

地域の事情に合わせて、自分たちの判断で仕事の仕組みを変えていく。

それが、北条送運のような小さな会社だからこそ目指せる姿です。

「大きな会社と同じことをやろうという話ではないんです。

地域の企業が困っていることに対して、私たちができることを考える。

必要なら、仕事のやり方そのものを変える。

そういう経営をしていきたいですね」

5. 「困ったときに思い出してもらえる会社」でありたい

――将来的には、地域の荷主企業様からどんな会社だと思ってもらいたいですか?

益子:

「もう、困ったときにすぐ思い出してもらえる、という感じですね」

荷物が急に増えたとき。

いつもの運送会社で車両が確保できなかったとき。

少量の荷物を急ぎで届けたいとき。

今の配送方法に無駄があるように感じたとき。

そんなときに、気軽に相談できる存在でありたいといいます。

「別に、最初から配送方法を全部決めていただく必要はないんです。

困っていることを話してもらって、そこから一緒に考えればいい。

地域に根ざすというのは、そういう相談を積み重ねていくことでもあると思います」

6. 困りごとの解決だけではなく、企業の成長に貢献したい

インタビューの最後に、益子は地域密着のもう一つの目的を話しました。

「地域の会社の成長にも、寄与できると思っているんです」

――配送を通じて、荷主企業様の事業成長を支えるということですか?

「そうですね。

困りごとを解決するだけじゃなくて、成長させられるパートナーであれればいいなと思うんですよね」

物流は、単に荷物を運ぶためだけに存在するものではありません。

配送の仕組みが改善されれば、荷主企業様が新しい取引先へ商品を届けやすくなったり、事業を広げるための選択肢が増えたりする可能性があります。

もちろん、運送会社だけで企業を成長させられるわけではありません。

それでも、物流の面から事業を支え、荷主企業様が次の一歩を踏み出す手助けはできるはずです。

北条送運が目指しているのは、単に配送を請け負う会社ではなく、物流の面から荷主企業様の成長に貢献できるパートナーです。

おわりに|地域に根ざす理由

北条送運が神奈川県央を中心にしたい理由は、大きく三つあります。

  1. 東名高速道路や主要幹線道路との接続があり、工場や中小企業など、物流を必要とする企業が存在すること。
  2. 近隣の荷主企業様との仕事を増やすことで、効率的に動き、一社だけでなく二社、三社の困りごとを解決できる可能性があること。
  3. 中小企業として地域の特性を経営判断に反映し、荷主企業様の課題解決だけでなく、事業の成長にも貢献したいこと。

目指しているのは、ただ神奈川県央で荷物を運ぶ会社ではありません。

「神奈川県央で物流に困ったら、とりあえず北条送運に聞いてみよう」

そう思ってもらえる関係を、一社ずつ積み重ねていく。

そして、いつかは、

「北条送運と一緒に仕事をしてきたから、うちの会社も成長できた」

そう言っていただけるような物流パートナーになること。

それが、北条送運が目指す地域密着の形です。

北条送運合同会社

神奈川県央を中心に、荷主企業様の物流課題を一緒に考えます。